薔薇のマリア20周年なので、アジマリぬい作ってみた~お洋服編~

前回のあらすじ

2024年12月1日に20周年を迎えた薔薇のマリアを記念して+2025年3月1日から開催のBUNBUNさんの個展に連れていくため、生涯の推しマリアローズとアジアンのぬいぐるみを作ったはいいものの、当たり前のように裸のままで連れていくわけにはいかず苦手な服作りに挑戦するのだった~助けて先人!そして相棒のミシン!~

詳細はこちら ⇒ https://tsjjl.hatenadiary.jp/entry/2025/01/30/213748

 

というわけで、今回の記事はぬいぐるみが完成してからの約1か月みっっっっちり時間をかけて毎日気が狂うくらい頭を悩ませながらアジマリぬいのお洋服を作ったので、備忘録的な感じでお送りいたします。本当に大変だったもうやりたくないまである。

また、既にBUNBUNさんの個展にも参加してきましたので、少し写真と感想なんかも一緒にまとめさせていただいております!もうなんか令和7年なのに最近薔薇のマリアフィーバーすぎて怖いです……(限界オタクの感想)

 

なお、abec/BUNBUNさんの個展「CHARACTERS」の詳細はこちらをどうぞ!

abec-bunbun-characters.com

 

 

まずは下準備をしよう!

はい、では今回作成する衣装はこちら!

www.kadokawa.co.jp

今回は、マリアは大好きなⅣ~Ⅹ巻の衣装にします!このポンチョみたいな外套が可愛いんじゃ~!アジアンに関してはⅣが大好きなので、マリアとも合わせて初期衣装にしようと思います(正確にはver3の表紙の衣装を一番参考にしました)。

 

お洋服を作るにあたって、まずは全体像をざっくり把握しておく必要があると考えたので、とりあえず2人の服を絵に落として、どのパーツが必要か把握することにしました。

基本絵が描けないオタクのため人様にお見せできるようなものはありませんので写真は割愛しますが、BUNBUNさんの薔薇マリ画集「The Last Rose」を参考に衣装のデザインを絵に落としておきます。なお、後ほど細かいところを作成する際に、これが資料となり大活躍したりしなかったりしました。

www.kadokawa.co.jp

ところでBUNBUNさん、マリアもだけどアジアンの衣装がイラストによって結構違うんですが……

 

お洋服の型紙について

ぬい本体の型紙によっては、型紙を作られた方が服の型紙も公表してくれてたりするのですが(書籍が出ているようなものだと、ぬいぐるみ本体とは別に服の本も出ていることが多いです)、今回使用しているMini盒子様の型紙に関してはお洋服の型紙は特に見当たらなかったので自分で型紙から服を作る必要があります。

Webで探すと服の型紙を公開している人も沢山いらっしゃるのですが、当たり前ですがぬい本体の大きさが違うと作ったはいいものの、入らなかったり逆に大きすぎたりします。同じ15㎝のぬいぐるみでも腕や足の長さや太さが結構異なるので、自分が作ったぬいの型紙に合わせて調整等を繰り返して作る必要があるのです……(無料で型紙を公開してくれてる人は本当にすごいしとても優しい)

 

 

衣装づくりスタート!

というわけで、ズボンの型紙から作っていきましょう!

ここで先人の知恵をお借りして、こちらの動画を参考にだいたいの型紙を取り調整を繰り返していくことにしました。

youtu.be

何回も試作と調整を繰り返しまくって、なんと10回目にしてとりあえず納得できるものができました!

……慣れている人だともっと効率よくできるのかもしれませんが、私の場合はこれだけで数日時間を要しました。なおこのピンクの布は100均で購入した不織布なのですが、もともとはかなりの大きさだったのに衣装を作り終わった後には1/5くらいになってました(使いすぎ)。

とりあえず試作品でズボンが履けて心なしかマリアさんもにっこり。

(どうでもいいですが、画像から生活感丸出しの背景をぼやかせる機能が便利すぎる)

 

この型紙をもとに本番の布に合わせていくのですが、マリアの場合は赤と黒の2色でできているので、型紙をなんかいい感じに3分割してそれぞれつなぎ合わせます

これから(↑)これ(↓)になるわけです。その調子で2人分のズボンを完成させました。お腹まで隠れていい感じです。

 

ここで気が付く人もいるかもしれませんが、よく見るとマリアのズボンの赤と黒が反対でした……ちゃんと確認しなかったのが悪いのですが、完成するまで全く気づきませんでした;;(悲しい)

作り直したついでに黒の割合?も微調整しました!(縫い線がガタガタなのはご愛敬)ちょっと丈が長かったのですがブーツインするので良しとします。背景がぼやかしているのに汚すぎる……

 

シャツを作ろう!

ズボンができたのでマリアのシャツ(インナー)を作ります。なお今更ですが、原作マリアは外套の下はボディスーツなのでおそらくつなぎみたいに繋がっているのが正確だと思うのですが、普通にわたしが作り方がわからないので分割させることにしました。外套でほぼ見えないので良いかなと……

インナー(シャツ)も先ほどの動画を参考にしてだいたいの型紙を作っていきます。

ラップでぐるぐる巻きにされるマリアさん(多分怒っている)

 

しかし、一度こちらの方法で型紙を作ってみたものの、理想のシルエットにすることができなかったので下記の動画も参考にしました。

youtu.be

シャツに関してはこちらの動画を大いに参考にして型紙を作りました。少しコツがつかめたのか、ズボンに比べると少ない試作数(7回)で納得がいくものを作れました!

こちらは実際に作った型紙。見てわかる通りとてもアナログです。どこを何㎝にするか等ぬいぐるみ本体の採寸をしながら色々調整をしています。

試作がいい感じだったので、本番用のシャツをつくりました!(こちらも赤と黒で色が分かれているので型紙をいい感じに分割して合体させています)。なお、腰回りはベルト代わりに合皮を接着剤で張り付けただけです。調整箇所は他にあるものの、許容範囲内なのでとりあえずマリアはこれで良しとします。

 

 

次はアジアンのシャツ(?)を作っていきます。今回はマリアの方でだいぶ要領を得ていたので1度の試作の上調整もほぼなしでした。

パーツを用意して合体させます。服の白い線には細いリボンを使ったのですが、ミシン初心者過ぎてまっすぐ縫うのが大変でした……よくみたらガッタガタですw

合体させてできたのがこちら。なんか既にいい感じでは!?

少し袖が長いのと、袖の白い線が外側過ぎたかなあと思いましたが、時間もないのでとりあえず良しということになりました。

 

 

外套を作ろう!

二人ともとりあえず洋服らしいものは作れたのですが(なんならアジアンの方はだいぶ完成に近づいてきた)、より原作に近づけるためマリアの外套を作ります。

こちらの型紙は最初に利用したラップ巻きの方の動画を参考に作成しました!(なお試しにラップ巻きじゃない方法で適当に型紙を作ってみたら、あまりにも下手すぎて大惨事になったりしました)(やはり先人の知恵は大事)。

 

皆様ご存じの通り、マリアのポンチョっぽい外套には薔薇の模様が入っている訳なんですが……布を切って貼り付ける・布用ペンで直接描く等、色々な方法で表現を考えたのですが、どれもやったことがない方法のため考えるのが面倒になってきてしまい、結局刺繍することにしました。

チクチク……(刺繍シートと布の端が汚いのはご愛敬

薔薇の刺繍完成!なお外套の縁のオレンジの部分はこちらもアジアンと同じくリボンで表現することにしました。カーブが多いので流石にミシンで縫える気がしなかったため、手縫いで仮縫いをしています。

 

刺繍が終わって不要な部分を切り落とし&リボンをミシンで本縫いしたものがこちら。

不足していた丸い刺繍も各所に追加+襟を追加+最後に留め具?を追加して、だいぶ完成に近づいてきました!

最後にマントを作って合体させます。マントは特に難しい部分はないので、型紙は適当に作ってしまいました。試作らしいものもなく作れたのでなんだか成長を感じます。

いい感じでは!?なお、上の方のギャザー寄せのやり方はこちらの動画を参考にさせていただきました!

www.youtube.com

 

その他細々したものを作ろう!

もうここまで来たら概ね完成してきたのですが!まだ少し装飾品ができていないので、細かいパーツを作っていきます。

はいまずはマリアの篭手!正直外套でほぼ見えないのですが、初期マリアと言えば篭手は大事な武器の一つなので作ることにしました。

こちらは樹脂粘土をこねこねして作ったのですが、意外とすぐ乾いてしまうのと、粘土に触り慣れていないのもあってあまりの細かさに全然うまく作ることができず、結果的に上のデザインを作ろうとしたのにガン無視に……(笑)本当は表面だけでなく裏面?下の部分?も作りたかったのですが、実際にぬいちゃんに付けてみるとかさばるのでそちらは割愛しました。

 

お次は手袋!こちらはぬい本体の型紙を参考に作ったのですが、意外と調整が難しく、大きすぎても抜けてしまうし小さすぎても入らないし……となったので気持ち大きめに作って手首の部分はゴムを入れて固定できるようにしました。白いものはアジアンの手袋(完成品)で、赤いものはマリアの手袋(試作品)の山です。

 

今回はブーツも作りました。本当は市販のものを使う予定だったのですが、これまで作った衣装と合わせて試着してみたところ、少しブーツのみが大きくて全体のバランスが合わなかったので急遽作成することに。

こちらも色んな方のぬい靴作成動画や型紙を見て検討したのですが、どれも少し理想形と異なったので、こちらはぬい本体の型紙を参考にしました。おそらく同じ型紙で布を変えたら靴下になると思うのですが、合皮で作ったらなんかいい感じにブーツに!それっぽく装飾もつけてみたらもっといい感じに!

こちらは底の部分のみミシンでは上手に縫える気が全くしなかったので、手縫いしました。合皮を手縫いするのは本当に大変でして、あらかじめ縫う穴をざっくり開けて挑んだのに、指ぬきを使っても指は痛いわ、針が1本お亡くなりになるわで散々でした……(悲しい)。

 

こちらはマリアのブーツカバー!外套と同じくオレンジの線に関してはリボンを使用しています。なんだか複雑な模様は刺繍で表現しましたが、正直この大きさにあの複雑な模様は全然縫えないのでかなり短縮しています。それっぽく見えればいいよね!精神

丸い部分に関しては、篭手と同じく樹脂粘土で作り、ボンドで貼り付けました。

 

 

いよいよ完成……!

1か月みっちり時間をかけて作ったパーツを全部着させたのがこちら!

めっちゃいい~~!!!かわいい~~!!!!!!自画自賛

やっぱりお洋服を着ると、よりアジアンとマリアローズに近づいた気がしますね。ぬいぐるみ本体だけではわかりにくかったと思うので、本当にまじで大変でしたが作ってよかった!

これまでは手縫いで作れる本当に簡単なお洋服しか作ってこなかったのですが(靴下でつくるものとか)、今回真面目に型紙を作るところから作成してみて思いましたが、本当にミシンは神。ミシンがなかったら余裕で個展まで間に合わなかったと思います。ありがとうミシン、ありがとう年始の福袋でミシンを購入した当時のわたし。

 

なおこの写真はXにも投稿していたのですが、「薔薇のマリア」や「薔薇マリ」という単語も入れずポストしたにも関わらず、見知らぬ薔薇まりゃに見つかり各所でお褒めの言葉を沢山いただきました。その節は皆様ありがとうございました本当に嬉しいです……!

 

あっという間に個展当日!

というわけで、なんとかぎりぎりBUNBUNさんの個展「CHARACTERS」の2025年3月1日の開催日に間に合わせることができました!

東京はもう日程がほぼないのですが、今後福岡と大阪の開催が控えているため、展示内容には触れない程度の会場内の写真を少しだけ載せさせていただこうと思います~!(もはやここからはオタクのうきうき個展参加日記になります)

会場の「TODAホール&カンファレンス東京ホールA」に入ったらすぐに今回のキービジュアルの皆さんがお出迎えしてくれました!

我らがマリアローズさんはど真ん中でなんだか薔薇まりゃとして誇らしい気持ちに。さっそくぬいマリアとも一緒に写真を撮らせていただきました!念願かなったり!

 

こちらは会場内の薔薇マリブースにて。

やはりBUNBUNさんの作品の中でもかなり初期のものということもあり、入場するとすぐ見える場所に設置されているのですが、激重感情オタクはもうブースが目に入った段階で足取りはおぼつかないわ、涙腺は緩みまくるわで、だいぶ挙動がおかしかったと思います……(笑)

他の皆さんもそうだと思いますが、展示されているイラストを見ると、初めて見た当時の気持ちも蘇ってきたりして、本当に薔薇のマリアが大好きだという気持ちが溢れて止まらず、感情が爆発して涙を抑えるのに必死になってしまいました。薔薇マリブースで暫く動くことができなかった人は多かったと思います。

 

こちらは展示コーナーの最後の方にある、各著名人さんのサインボードで発見した十文字さんのサイン。初日に行った時にはなかったのですが、展示後半に行った際には増えておりました。LOVE MAX書いてくれるのも嬉しいし、北海道から個展に来てくれているのもなんだか嬉しい……

十文字さん・BUNBUNさん両名がXでポストされていましたが、

 

本当に薔薇マリアニメ化してくれ~~!!!動くマリアローズやアジアンやZOOのみんなが見たいよぉ~~~!!!!

アニメ化(映像化)のためクラウドファンディングでもしてくれたら、わたしを始めとしたとんでもなく根強いファンが沢山投資すると思うんですがどうなんですかね……みんな連載当時と違ってお財布の余裕はありますよ多分(チラチラ)

 

 

こちらは展示ブース最後の、BUNBUNさんへのメッセージを付箋やスケッチブックなどで残していけるコーナー。初日はまだまだ数が少なかったのですが、こちらも後半に行った際には壁一面パンパンに沢山のメッセージが貼られておりました。

わたしも僭越ながら付箋1枚とスケッチブックにメッセージを残していったのですが、他の皆さんのメッセージを読むと本当に愛がすごくて!!人気シリーズのSAOやゆゆゆFGOはもちろんですが、我らが薔薇のマリアも負けず劣らずの熱量のメッセージが沢山ありました。愛に溢れたメッセージやイラストばかりで、わたしもこの付箋たちとスケブ欲しい……となりました。皆BUNBUNさんご自身もイラストも携わってきた作品も大好きなんですよねわかります。

 

 

こちらは物販で購入したグッズたち。

2025年になってこんなにたくさんの薔薇マリグッズが買えるなんて誰が予想できたんでしょうか……これまで存在していたグッズは何かの特典だったクリアファイルや、スニーカー文庫30周年感謝祭のハンドタオルなど、ごくごく少数だったのに突然の供給にオタクは困惑と感動をしています。本当にありがとうございます神様仏様BUNBUN様……

 

わたしは入場者特典目当てで別日に来場予定があったのに関わらず、グッズ詳細が出てから一秒でも早く購入したくて、チケットを追加購入して初日に行ってきた民ですが、初日は本当に沢山の人がおりまして、物販も大盛況でなんと2時間40分並びました(笑)何年もグッズに飢えていたので、3時間弱並んだこと自体は特に気にならないのですが、さすがに終盤は足腰がきつかったです。

ですが、並んでいる時にアジマリのぬいぐるみを見て(※ここぞとばかりに見せつけていた)声をかけてくれる人が何人もいてとても嬉しかったです!人生で初めて自分以外の薔薇まりゃと会話しました……もはやネットの世界にしかいないと思っていた。

 

大変有難いことに、ぬい完成ポストや以前書いた薔薇マリ布教記事もXで沢山の方に反応いただいておりまして(十文字さんに薔薇マリ布教記事をRPされた時は震えました)、これまで一人で永遠に壁打ちしていたオタクにも薔薇まりゃのフォロワーさんが沢山増えました。繋がってくださった皆様ありがとうございます!

人見知りで自分から声かけるの苦手ですが良ければ仲良くしてください……

 

 

最後に

完結してもう何年も経っているのにこんな形でまた盛り上がれるのが本当に嬉しいです、まだ夢みたいだと思っています。こんな機会をくれたBUNBUNさんに心からの感謝と、活動20周年のお祝いの気持ちをもって締めさせていただきます……!

本当にありがとうございます、そして20周年おめでとうございます!

 

絵も文章も書けない(少し手芸はできる)オタクですが、これからもずっとずっと薔薇のマリアが大好きだと、声を大にして主張していきたいと思います!

今回の展示でもしかしたら薔薇マリアニメ化も夢じゃないかもしれない(!?)と思ったので、歴戦の薔薇マリャーの皆さんもこれからも一緒に応援していきましょうね~!それでは皆様ご一緒に、レッツ薔薇マリャー!!!!

 

薔薇のマリア20周年なので、アジマリぬい作ってみた~本体編~

ご挨拶と思いつき

皆様お久しぶりです!前回の薔薇マリ布教ブログから、なんと6年の月日がたっておりました!6年たっても、わたしはまだ定期的に薔薇のマリアの話をするオタクをやっています。もはや発作です。

 

さて、2024年12月1日は薔薇のマリアの20周年記念日でした!

この日は十文字さんも書き下ろし短編をアップしてくださったり、各薔薇まりゃたちがお祝いイラストやメッセージをXにあげてくださったりと終始お祝いムードで、わたしも各種関係者様に感謝申し上げたりして過ごしておりました。

本当に20周年おめでとうございます、そして十文字さん特別短編まで用意していただきありがとうございました!

 

ところでこの6年の間に、わたしにも新しい趣味というものができまして、1年半弱ほど拙いながら楽しんでいるものがあります。察しの良い人だともうわかっているかもしれませんが……そう、それがタイトルにもある「ぬい(ぬいぐるみ)作り」です!

 

キャラクターのぬいぐるみといえば、オタクにとってはなじみ深いものかと思います。ぬい活と呼ばれる推しのぬいちゃんと一緒に写真を撮ったり旅行を楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。

そして、ここ近年では公式から発売されるぬいぐるみだけに飽き足らず、自らぬいぐるみを自作し楽しむ活動も大変流行っているのです!書籍やYouTubeでの作り方動画なども沢山出ていて、「自作ぬい」「推しぬい」などと呼ばれています。

特に公式からまだぬいぐるみが発売されていない人や、自作しなければ手に入れられないオリジナルキャラや、使用している自分のアバターのぬいが欲しい人なんかが挑戦しているイメージがあります。わたしも自分がゲームで使っているアバターのキャラのぬいが欲しくて挑戦したのがきっかけでした。

 

さて、20周年の話に戻りますが、薔薇のマリアが20周年ということは薔薇マリ発売からほぼ同時期に活動を開始したBUNBUNさんも20周年ということで!!

来る2025年3月1日からご自身初の個展の開催が発表されております。メインビジュアルにもある通り2025年にマリアの新規イラストが発表されたり、貴重な薔薇マリグッズが発売決定していたり(BUNBUNさんXより)、薔薇マリファンにとっては見逃せない一大イベントになります。詳細は是非公式HPや公式Xなどで確認ください~!

abec-bunbun-characters.com

 

わたしももちろんお邪魔する予定なのですが、薔薇のマリア20周年記念のお祝いムード溢れるXを見ていてふと思ったのです。

20周年祝いもかねて、この個展に大好きなマリアローズとアジアンのぬいぐるみを連れていきたいと……!

そうして2025年新年早々からわたしのぬい活が始まったのでした(長い導入部分だった)。

 

 

製作にあたって

導入部分でもお伝えをしましたが、ここ1年半弱ほど継続してぬい作りを楽しんでいたため、20周年記念日の時はタイミング悪く別ジャンルのぬいを作っている最中でして、1か月ほど遅れてのスタートとなりました。なおぬい作りは2025年1月時点で10体ほど作成しておりまして、アジアンとマリアは11体目と12体目になります。

本記事はぬい作りがメインの話ではありますが、作り方については他にわかりやすく動画やブログにまとめてくれている方がいますので、全体的にさらっとした流れでお届けしたいと思います!

 

使用した型紙・布等について

【型紙】Mini盒子様の15㎝を若干改造t.bilibili.com

作り方参考:ぴよぴっこ様

youtu.be

【肌布】グッズプロ様 クリスタルボア(スキンパフ)

goodspro.jp

【髪布】Little Closet様 カットクロス 5mmボア(アジアン#40墨色、マリアローズ#20真紅)

littlecloset.shopselect.net

【刺繍糸】Amazon購入の100色セットのもの、cosmo様、DMC様、LittleCloset様等、箇所によってバラバラ

 

 

さっそく作ってみよう!

はい、素材などのお話しが終わったところでそれではさっそく作っていきましょう!

自作ぬい作りで最初にやることは、まずぬいちゃんのデザインを考えることからになります。薔薇のマリアはご存じの通りぬいぐるみは公式から発売しておりませんので、公式ぬいちゃんを参考にしよ!とかできるわけもなく100%オリジナルで作る必要がございます。公式でぬいが出るって恵まれてるんだよ……(泣)

 

そこで取り出したのはBUNBUNさんの薔薇マリ画集「The Last Rose」。

bookwalker.jp

これをあますことなく参考にしまくり、ついでに美麗イラストを堪能し、なんかいい感じにデザインできないか画集とお絵描きソフトをにらめっこします(余談ですが、実は画集は場所の都合で引っ越しの際に実家に置いてきてしまったので、年末年始に帰省した時いの一番に荷物に詰めて持って帰りました)。

ちなみにお絵描きソフトはわたしはアイビスペイントを使っています、無料なのに機能が多く使いやすいのでおすすめです。アイビスの「線対称定規(左右対称に描ける定規)」がないともうぬいデザインできないくらい毎回お世話になっています……笑

 

そして、できたのがこちらのマリア↓

 

なんか違うな……?となり修正したのがこちら↓

若干目の周りを盛ったり髪の毛をシンプルにしました。瞳の紋章は刺繍が大変になってもいい!絶対に入れたい!と思い、デザインにも組み込みました


マリアができたからには、アジアンもと作成したのがこちら↓

 

マジでなんか違う!何がダメなんだ!となっていたところ、大変タイミング良くBUNBUNさんがSDアジアンの作画配信を開始してくださり、その配信を見ながら修正をしまくったのがこちら↓

さっきよりだいぶ近づいた……!ちなみにアジアンの方はマリアを前にした穏やかな表情を意識しています。やっぱりぬいちゃんにするなら笑ってる顔がいいよね!

ところでこの作業によりマリアとアジアンって髪型ほぼ一緒だなあと改めて思いました。個性を出すのも大変だ。

 

 

お楽しみの刺繍スタート!

お顔のデザインができたら、データを型紙データに貼り付けてA4で印刷 ⇒ 刺繍シートにお顔デザインを映す ⇒ 肌布を刺繍枠に合うくらいに、髪布を前髪の形に断裁 ⇒ 刺繍シートともに刺繍枠にセット!の流れでお顔の刺繍をしていきます。

まずはマリアから。今回はわたし史上初目じりの糸の色を変えてみました。

刺繍シートにデザインを映すときはフリクションペンを使用すると後で消せるのですごく楽です。また、書き写すときのペンの色は糸の色と被らないようにしているのですが、図らずともマリアの方は青色・アジアンの方は赤色で映すことになり、お互いのイメージカラーでなんだかニコッとなりました。笑

 

瞳の模様まで来ました!ここはLittleClosetさんのすごく細くてツヤツヤしている刺繍糸を使っているので、いい感じに光沢が出ています。ただ普段は見えていないはずなのにちょっと目立ち過ぎたかも?と少し反省……

 

お顔は概ね完了!あとは髪の刺繍を残すのみです。実は瞳の色はこの色でいいのか……と何度も迷って数回刺し直しをしましたが、最終的にこの色でよかったなと思っています。

 

髪の刺繍も終わりついにマリアローズのお顔完成!

もともとぬい作りはお顔刺繍が一番好きな工程なのですが、何年も大好きなキャラの刺繍は本当に楽しすぎて一瞬で終わっちゃいました。めちゃめちゃ楽しかった!

 

マリアができたのでお次はアジアンに移ります

アジアンはマリアと違って目の模様はないので、ロング&ショートステッチでグラデーションにしようと思います。ロンショが綺麗にできるように祈りながら丁寧に刺します……

 

なんかいい感じにグラデになったのでは!?(自画自賛

ところで薄青の瞳ってわたしの中で「薄い青(透明寄り)」であって「水色」ではないのですが、それにしてもちょっと色が濃かったかもしれません。アジアンも楽しすぎて爆速で進めてしまったので写真を撮ることもなくもう髪の毛を残すところまで来てしまいました。なんなら刺繍が完成した後の写真もありませんでした(笑)

 

そして二人ともお顔刺繍が完成!

刺繍が終わったら、髪布と肌布がずれないようにしつけ縫い(後頭部らへんの縫い代部分) ⇒ 刺繍枠から外す ⇒ 刺繍シートぺりぺり(洗わないので細かい部分も全部とる)⇒ 要らない部分を切り取るとこうなりました。すでにかわいいのでは~!?

 

 

身体を作るよ!

お顔が終わったら次は身体を作ります!

まずは型紙に沿って布に映す(これもフリクションペンが便利) ⇒ ロールカッターやハサミで縫い代を残して裁断します

一部マーク等を入れたかったので、パーツにも刺繍しています。縫い代は多少汚くても気にしない派なので、適当に5mmくらいを目安に残して切っていきます

 

全てのパーツが裁断し終わりました!2体分はパーツの数が多い!

なお、いつもは身体から先に作ることも多いのですが、今回はお顔刺繍の後に身体パーツを作り始めました。というのも、これまでぬい作りは100%手縫いでしたが、なんと今回からはミシンを導入しまして(新年の福袋でまんまと購入)、身体パーツはミシンで作ってみたかったので届くまで後回しにしておりました。

 

というわけで、ここから満を持してミシンの登場です!

断裁し終わったパーツを、ひたすらミシンと一部細かいところを手縫いで合体させていきます。いつもは1体で2日かかる作業が腕を付ける(最後の工程)までで練習時間含めて6時間ほどでできました、ミシン様様です最高すぎる!

 

そして最後の腕を付ける工程も終わらせ、身体ができました!

 

 

頭部を完成させるよ!

だいぶ作業が進んできた感じがありますね!次は最初に作ったお顔とお顔周りのパーツと髪の毛を作り、頭を完成させます。

まずはお顔周りから!耳を作る ⇒ いい感じの位置に調整して縫い代部分に仮縫い ⇒ 顎パーツと一緒に耳も本縫いします。

マリアが耳を仮縫いして顎を付けていない状態、アジアンが顎までつけ終わった状態です。個人的にこの顎を付ける工程が大好きでして、こう顎を付けたらお顔周りに丸みが出てグッと可愛くなるんです……お顔刺繡の次に好きな工程です。

 

顎がつけ終わったら、髪の毛を作ります。まずは後ろ髪を二人の髪型っぽくなるように型紙を作ります(工程中の写真はありませんでしたが、二人とも似たような髪型なので同じ型紙を使用しています) ⇒ 作った型紙と、別途後頭部用の型紙に合わせて髪布を裁断 ⇒ 一部ミシンを使ってダーツ縫いなどを行う

右に置いているのが後頭部用のパーツ、左に置いているのが後ろ髪のパーツです。

アジアンの髪色は原作イラスト寄り重視で、透明感がでるように真っ黒ではなく青みがかったチャコールにしました。マリアの方は赤色があり過ぎてどれにするか迷っていたところ、真紅という名前の布があったのでこちらに即決。笑

 

先ほど断裁した髪布とお顔パーツを合体させて、頭部を完成させます。

ここで縫い落としがあると仕上がりにかなりの影響があるので、この工程に関しては手縫いで沢山確認をしながらひと針ひと針丁寧に刺します。

生首が完成しました!ちょっと後ろ髪や横髪が長いですが、この部分はあとから散髪して調整できるので一旦気にしないことにします。だいぶ完成が近づいてきました!

 

 

ラストスパート!頭部と身体を合体させて綿詰めをするよ!

ついに最終工程までやってきました、いよいよ頭部と身体を合体させます。

縫い代に沿って丁寧に手縫いで合体させるのですが……ここも写真を撮るような工程がなかったのですぐ合体後の写真になっています……笑

というわけで、ついに皮ができたよ~!ここまできたらほぼ完成です!あとは、ムラが出ないように綿の命を入れていき、最後にコの字閉じで綿入れ口を閉じて終わりです。

 

今回はポージングができるようトイスケルトンを入れたため、狭い部分などは鉗子を使って丁寧にムチムチになるよう綿を詰め込んでいきます。なおぬい作りは結構ムチムチに綿を詰め込んだ方がシワができにくいため、細かい部分にもしっかりと、こんな入れていいのかな!?と心配になるくらい入れて大丈夫です!綿はつぶ綿がおすすめ。

トイスケルトン:ぬいぐるみなどの内側に組み込む可動式の骨組みパーツで、ぬいちゃんの手足を自由に動かせるようにするものです

※鉗子:歯のないハサミのような形状をしている道具、ぬい作りの際は細かいところの綿入れや生地の裏返しなどに用います

 

ついに完成……!!

産まれました元気なアジマリです……!!!!

わたしの撮影技術が拙すぎてこの可愛さを再現できないことが大変残念ですが、どちらもとっっっっても可愛くできました!特にマリアは特徴がよく捉えられてるかな?と自画自賛。二人ともお顔がむちむちでかわいいw

 

お腹には、薔薇マリお馴染み十字架、足裏にはお揃いの薔薇の刺繍を入れました。そしてお気づきかもしれませんが、なんと!磁石を仕込んでいるので!手が!繋げます!!マリアからするといい迷惑かもしれませんが可愛い~~!!(アジアンは大歓喜していることでしょう)

 

いつもなら1体1か月程かけて作成をしていますが、今回は1/5にデザインをやり始め、1/27に完成させるという過去にない爆速スピードで完成してしまいました。主な要因としてはお顔刺繍が楽しすぎて秒で終わらせたのと、ミシンの導入によるスピード強化といったところでしょうか……

本当にここ一か月はぬいを作りながら、ついでに原作をver0から読み直したりしていたので、ず~~~~っと薔薇マリのことを考え続けている幸せな時間でした。まあまだ最後まで読み終わっていないのと、服作りが終わってないのでこの時間は続くのですが……(最高か?)

 

 

最後に

最初から記事を書くつもりなく、進捗報告でXに写真付きポストをしていただけなのですが(なので写真が色々足りない)、どうせなら他に「薔薇マリぬい欲しい~~!作っちゃおうかな~~!!?」と思ってくれる人がいたら良いなと思い、ちゃんと記事にしてみました。少しでも興味を持ってくれている人がいたら嬉しいです。

作ってみようかな!?と思った人は、是非YouTubeGoogleなどで「自作ぬい」「推しぬい」などで検索してみてくださいね。大変便利な世の中なので懇切丁寧に教えてくれる人が本当にたくさんいます!裁縫道具何年も触ってません!という人も全然大丈夫、先人の知恵を吸収してゆっくり丁寧にやれば、(よほどの不器用でない限り)絶対に作れます。

また、もし何か本記事について質問等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。SNSなどでの拡散はご自由にどうぞ!(少しでも薔薇マリを世に知らしめるために書いているので是非……)

 

というわけで、タイトルにもある通りアジマリぬいの本体が完成しましたのでこちらの記事はここらへんで終わりにしようかと思います。

次回:まともに服作りをしたことがない人間は、推しの服を作れるのか!?です。

 

このままでは3月の寒空の下、裸のぬいを連れ歩いて個展に参加することになってしまいますので、何とか頑張って当日までに二人にお洋服を着させてあげたいと思います……!今回初活躍したミシンが火を噴くぜ!(予定)

 

それでは皆様またお会いしましょう!

 

   \またね~!/

 

全人類に薔薇のマリアを読んでほしくて書いたブログ

 

 

 タイトル通り、全人類に薔薇のマリアを読んでほしくて、ザ・スニさんで大盛り上がり(※薔薇マリ界隈での話)のこのビッグウェーブに乗るしかねえ!という気持ちで云年ぶりにブログを書きました。

 

このブログは、薔薇のマリアを約10年こじらせたただのオタクが、いかにネタバレなしで薔薇マリに興味を持ってもらえるかをテーマにお送りします。 

また、個人の趣味100%で書いているので諸々至らない点も多いかと思いますが、細かいところは目を瞑っていただけますと嬉しいです。 

 

 

 

 

 

 

そもそも薔薇のマリアって?

www.kadokawa.co.jp

薔薇のマリアとは、十文字青先生著、BUNBUN先生イラストの角川スニーカー文庫ライトノベルです。

約10年連載した後、2014年に完結しており、既刊が本編21巻+外伝6巻の合計27冊出ています。

また、2006年にwebラジオにてラジオドラマ化、2007年には是美三々さん作画でコミカライズも全3巻発売しており、2016年には続編である「ノラ猫マリィ」1巻が出ました!(そちらは未完)

 

作者の十文字先生は、少し前にアニメ化した「灰と幻想のグリムガル」シリーズや、薔薇のマリア連載中に始まった「ANGEL+DIVE」シリーズなども手掛けていらっしゃいます。

イラストを担当するBUNBUN先生は、「神曲奏界ポリフォニカ ブラック」や「Fate/Grand Order」のヒロインXやアレキサンダーのキャラデザ、あとは別名義ですが「ソードアートオンライン」などが有名ですね。

 

基本的に一人称視点の文体で、人によっては少ししつこいと感じてしまうくらいに丁寧に描かれた心情描写が特徴的です。主人公であるマリアローズの視点だけでなく、ZOOのメンバー、アジアン、はたまたモブキャラに至るまで、あらゆるキャラクターの目線で描かれているので、その分各キャラに深みがありとっても個性豊かで魅力に溢れています!

また、個人としての苦悩を等身大で表されていることもあり、キャラクターの人間味がより強く描かれています。 

 

 

 

あらすじ

舞台はサンランド無統治王国の首都エルデン。

エルデンの地下、通称アンダーグラウンドには、異界生物(フリークス)を封じ込めている地下空間が広がっており、その異界生物を狩り、生計を立てている者は侵入者(クラッカー)と呼ばれている。

誰もが振り返る美貌を持つ主人公のマリアローズも、その侵入者のひとりであった。

孤独な侵入者であるマリアが、ひょんなことからクラン「ZOO」の園長トマトクンに出会い、ZOOの仲間たちとともに、大切なものができたり失ったりしながら成長していく物語。

 

 

と、ネタバレにならない程度のざっくりとしたあらすじ。

一言で表すとファンタジー小説です。クランというパーティを組んでダンジョンに潜りモンスターを狩って生活をする、というゲームのような世界観。もちろんファンタジーには欠かせない(だろう)魔術師も存在します。

ただし、ダンジョン攻略の話がメインという訳ではなく、最初のver0巻、Ⅰ巻以降は様々な冒険が繰り広げられています。

 

薔薇のマリアという、百合系マンガや少女マンガみたいなタイトルからは想像できないくらいに、基本的な内容は暗く、重いです。

(余談ですが、薔薇マリを検索すると高確率でマリみて関連がヒットします…笑)

 

無統治王国=法のない国ですので、街中での盗る犯す殺すは当たり前。

いつどこで危険な目に合うかわからない、そんな国の首都が舞台となっているので、作中のエログロ描写はきつめです。人もよく死にます(ただし蘇生式という特定の条件の上で死者を蘇生させることも可能)。

 

 ですが、全編通して暗くて重い話かというとそういう訳ではありません。

しっかり、ギャグやほのぼの要素も組まれています!

 

ギャグは、特にマリアとZOOの仲間たちとのやり取りや、マリアを前にしたアジアンの言動なんかがとっても愉快です。他にもバカと変態が大集合してたり。

ほのぼの要素としては、マリアと仲良しの女の子キャラクターたちとの絡みがとても癒されます。お菓子を食べて恍惚に浸ったり、パジャマパーティしたり……BUNBUNさんが描かれるイラストも最高にかわいいです。

 

ちなみに、エルデンが主な舞台となっていますが、時には別の場所が舞台となる場合もあり、そこに生きる人々などにスポットがあてられることも多いため、主人公であるマリアローズが殆ど出てこない巻もあります。

 

 

 

それでは、ここからはもう少し内容に触れた話をしたいと思います。

最低限の知識だけで読みたい!なんて人は、ぶっ飛ばして「薔薇のマリアをより楽しく読むには」の項目を読んでもらえるとうれしいです!

 

 

 

 

続きを読む